佐久新校(野沢新校)のあり方を議論する


野沢南高等学校を発展させる会の総会にお招きいただき、高校生や保護者の方、OBOGとともに新校の在り方についてワークショップ形式で議論しました。楽しかった!

■教育について
「正解のない時代に生き抜く力をつけたい」と多くのグループが発表していたことが印象的でした。若者は自分たちが生きていく時代の変化をひしひしと感じているんだなと。
そして、AIなどの時代に合わせた学びが必要と話す一方で、歴史や過去に学び、戦争を後世にも伝えていきたいとも話してくれました。

私からは、下記を含めた教育を期待していることを伝えました。
・自分で問いを立て、自分なりの答えを見つける力
・誰よりも自分が納得して判断をしていく力
・国や宗教を超えて、多様な価値観に触れる機会(戦争は日本では被害の側面に触れる機会が多いですが、アジアに出るときには加害の側面を理解しておかなければならないなど)
・様々な生き方に触れる機会(起業家、政治家、社会人大学生など、会社員ではない、様々な生き方を知ってほしい)
・地域の仕事を知る機会(一度外に出たとしても戻ってくる土壌をつくっていく)

■施設について
下記のような意見がでました。
・自転車通学時の安全性の確保
・下校時の安全性の確保のための街頭の設置
・学校へのシャトルバス(ゆくゆくは自動運転)
・グラウンドへの街頭の設置
・保護者負担軽減のための、学食やコンビニの設置
・下校後に立ち寄れるまちづくり(ポエムはレトロ喫茶として立ち寄ったことがあると聞いて嬉しい!)

私はちょうど先週の行政視察で庁舎のデザインや内装は労働環境として大切だと感じる機会があったので、生徒の創造性を育む明るい色使いの内装と、あとは風通しのよい校風づくりとして開かれた校長室や職員室づくりを挙げました。

特に自転車通学の安全性は私も自転車通勤組なのでとても共感。
市議としてできることも整理していきたいと思います。

■その他
興味深かったのが、奨学金や税金のことなど「お金の勉強をしたい」という意見。でもお金の何が分からないかが分からないので、働いて給与明細を見て考えることがいいのではと話し、アルバイトを認めてほしいという意見がありました。お金の勉強から社会を考えることはとても大切。これも何ができるか考えていきたいです。

その他も色々意見がでましたが、とても有意義な時間でした。野沢南高等学校を発展させる会の皆様、有難うございました!