
今年は佐久青年会議所で政策甲子園を担当します。そして市民と政治家をつなぐ政策共創のプラットフォームを運営するPoliPoli社ともコラボ!
昨年度の優勝校の佐久長聖高校の学生さんからは「本当に参加してよかった。人生が変わった。」という言葉も(涙)。4/1からエントリー受付開始しました!
◆概要&エントリーはこちらから
https://www.seisakukoushien2025.com/
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昨日の信毎では下記の記事がありました。
信濃毎日新聞:佐久市の財政、安定しているが 赤字の温泉施設閉鎖、避けられない公共施設統廃合
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2025040100909
人口が減少していく中、ある程度の施設の統廃合はやむを得ないですが、温泉は一度閉じると場合によっては再ボーリングが必要となる場合もあり、再開は簡単ではありません。
穂の香の湯に関しては、令和5年度の 財政援助団体等監査報告書で監査委員から下記指摘がありました。
※両施設は布施温泉およびあさしな温泉穂の香乃湯
※指定管理者は「一般社団法人 佐久市振興公社(理事長 栁田 清二)」
指摘されているモニタリングレポートによると、穂の香乃湯は「A(良好)」の状態。
モニタリングによると良好な状態が3年続いた後に閉業。(なお、モニタリング対象の48施設中47がAランクでした)
※左からS,A,B,C,非該当の施設数
※モニタリングレポートはこちら
穂の香の湯の事業計画がオンライン上では見当たらなかったので、どのような有効活用策が考えられていたのかは分かりませんが、モニタリングは何を目的とするのか、運用が形骸化していないか、どうすれば指定管理制度のもと、経営状態を改善していくことができるのかなどは、今後の議論が必要だと考えています。(目的に合わず、形骸化しているのならむしろ職員の方がの負担が増えているだけになってしまいます。)
※トップ画像は佐久市HPより
経営者の方々と意見交換をしていると、職場のメンタルヘルスの課題があがってきます。また家庭は家庭で、介護や育児と悩みを抱えている方も多い。
カウンセリングを受けること自体のハードルがあり、また広い地域ではないので、知り合いに見られたら…という思いも強いと聞きました。
そこで活用を考えたいのが「マイシェルパ」などのオンライン診療。簡単に予約でき、自宅で一人で受けることができる。ほかの自治体でも導入が始まっています。全町民を対象にすることもあれば、妊産婦さんのうつ予防にフォーカスを充てている場合もあります。
◎埼玉県横瀬町にメンタルヘルスケア「マイシェルパ」を提供、オンラインカウンセリングの開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000073210.html
※トップ画像はこちらを利用
◎上尾市が妊産婦に向けて「マイシェルパ」のオンラインカウンセリングを導入、周産期のうつ症状が改善
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000073210.html
佐久市でも佐久産業支援センター(SOIC)などで導入企業の事例共有や妊産婦の方むけのトライアル補助等から始めるといいのではないかと考えています。
自治体と企業/団体の連携協定でありがちなのが、協定を発表して終わり、というパターン。
佐久市とタイミー社の連携協定の発表がありました。1ユーザーとして、佐久地域でタイミーが広がらないかと思っていたので連携自体はとても喜ばしいです。
◎タイミー、長野県佐久市と事業連携協定を締結
https://corp.timee.co.jp/news/detail-4130/
一方で、連携後、地域の事業者に活用頂くには、一社一社をまわり、メリットや活用方法を説明し、そして導入までをサポートしないと活用は広がりません。
実は私自身、一年前に担当していたプロジェクトでタイミー社と連携させて頂いていました。特に農業におけるタイミーの活用促進を目指しました。
◎タイミー、「人吉球磨・農業未来プロジェクト」への支援開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000229.000036375.html
マニュアル化できる作業を外だしすることにより、より付加価値を高める取り組みに時間を割くことを目指し、農家の皆さんには活用のポイントなどをお伝えしていました。そして活用により経営の効率化が図れた好事例を地域内で共有していく。農家の皆さんのご関心はとても高かったです。
佐久市でも、連携協定のその先は進めるため、導入にむけたサポートや事例の共有を促進していきたいです。
なぜ佐久市に来たの?とよく質問を頂くのでこちらにも書きたいと思います。
大きく5つありました。
きっかけは佐久穂町にある大日向小学校でした。長男が小学校にあがるタイミングで、東京の中央区という東京の中でもぎゅうぎゅう詰めかつ学区にあった小学校の昭和な教育方針への違和感から、学校を探し始めました。
抽選で落選したため大日向小学校には行かないことになりましたが、長野県に通ううちに長男が地域を気に入り、引越しを楽しみにしていたため、そのまま引っ越すことにしました。
東御市や青木村も見に行きましたが、空いている物件はハザードマップで浸水や土砂崩れが起きるエリアでした。
(ちなみに佐久市でもハザードマップを確認し、浸水エリア外の物件にしたものの、令和4年の改定で浸水エリアに指定されました…)
市街地がハザードマップで危険な地域になっているというのは日本全国で珍しいことではありません。首都直下型地震や南海トラフ地震で大きな被害が予想されるところは移住の検討先に最初から入ってきませんでした。水害は数日前から予測がたてられるものであるため(線状降水帯は難しいということはありつつも)、人的被害は抑えることができます。災害が少ない、というのは佐久市の大きな強みです。
引越しをして最高だと思ったことが、こどもの小学校までの道のりが片道徒歩40分(小1の足)だったこと。暑い日も寒い日も歩いて通い、足腰と体が鍛えられました。(龍岡城にある田口小学校だったので1年で閉校となりました(涙))
息子は「走らないと学校に着かないんだ」と言い始め、それが転じて陸上クラブに入り、春~夏には毎月開催されるトレイルランの大会に出るように。息子が陸上と出会えたことも移住の財産だったと思います。
夫の仕事が東京のため、東京へのアクセス環境が必須でした。佐久市が東京通勤層の移住を促進しているように、その点は佐久市の絶対的な強みだと思います。
東京の子育ては「孤育て」と言われます。孤立した子育て。佐久市にいくと、地域の方々にもお世話になりながら、私たちも地域のお手伝いをしながら、地域でこどもを育てられるのではないか、とそんな憧れもあり移住を決めました。
実は⑤に期待とのギャップがあり、それが市政を目指すきっかけにもなりました。その話もまた書きたいと思います。