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地域でこどもを育む「まち」へ

今回の選挙戦で訴えている基本政策の一つが、「地域でこどもを育む「まち」へ」。
※「街」も、「町」も地域の多様性がある佐久市を表す漢字としてしっくりこず、今回は「まち」という表現にしました。

両親共働きでこどをも育てるということが、佐久市でも珍しくはありません。子育てが負担にならないように、実家が近くになくても地域の誰かを頼ることができる、そんな環境を整えていきたいです。

しかし、これは子育て世代のためだけの施策ではありません。

地域でこどもを育むまちは、孤独を抱えないまち。

一般的に、ご高齢の方の3人に1人は社会とのつながりがないと言われています。
成人の8人に1人が潜在的うつ状態の可能性があるというデータもあります。
長野県内の若者の自殺率は全国でも最上位にあります。

佐久市も、何かをきっかけに、孤独を抱えやすい地域なのだと思います。
それは定年退職かもしれない。介護や育児などの家庭の事情かもしれない。会社や学校などの所属する場所での人間関係かもしれない。そんなときに、第三の居場所をもっているかどうかで、その先の進路が変わってきます。

例えば村落支援制度の活用をすすめ、「地域のおせっかい役」を仕組化する。
例えば区のあり方をタップデートし、子育て世代が参加しやすくする。
例えば佐久市に登録している防災士が、防災を切り口に地域の皆さんを繋ぐ。

今ある制度を少し工夫するだけで、できることはたくさんあると考えています。