市議会は長野県市議会議長会を通じて、長野県および長野県議会に要望を出すことができます。
私が所属する会派・RE:Desing佐久からは「女性の安全確保・安心支援の充実について」を案として提出し、佐久市議会の総意として長野県市議会議長会でも可決され、長野県・長野県議会への要望が実現しました。
きっかけは高校生のお子さんがいる方からの「若者の予期せぬ妊娠が心配」「赤ちゃんの遺棄がこの地域で起きている」という声。
佐久市ではすぐに、「妊娠がわかったら」のページに、「誰にも言えない思いがけない妊娠をしたあなたへ」を追加してくれました。それまでは予期せぬ妊娠の相談窓口が分からない状態になっていました。
長野県内の他市町村の状況を調べたところ、こういった情報の掲載はばらばら。
妊娠=おめでたいことという発信のみとなっている市町村も少なくありませんでした。
また、DV被害等からの保護が必要な女性のためのシェルターも不足しています。
東信地域では上田市に民間の事業者が1つのみ。そこも常に満室状態。
これは広域で取り組まなければいけない課題だと強く思いました。
このような背景をふまえ、長野県市議会議長会より、以下要旨の要望書・陳情書を、長野県・長野県議会へ提出致しました。ご尽力頂いた皆様、ご理解下さった皆様に心より敬意を表します。
女性の安全確保・安心支援の充実について
(要旨)
望まぬ妊娠、暴力、家庭生活における様々な困難など、女性が困難な
状況に直面した際、そのいずれの状況においても、女性が「気付いたと
き」、「困ったとき」、「逃げたいとき」にすぐにつなげることができ
る情報・相談窓口・避難先が確保されていることが不可欠です。迅速な
支援につなげる体制の整備は、地域の安心・安全なくらしの維持にも直
結します。
県内では、佐久市、東御市、上田市などで、新生児を遺棄する事案が
数年にわたり発生しています。また、県の相談機関へのDV相談件数は
増加傾向にあり、令和8年4月1日には民法改正による「共同親権」
制度が施行されることから、女性からの相談件数が更に増加することが
見込まれます。
長野県では、「にんしんSOSながの」、「女性相談支援センタ
ー」、性暴力被害者支援センター「りんどうハートながの」等の相談窓
口を設けており、市町村においても相談窓口を開設していますが、当事
者への相談窓口の認知度を高めるとともに、避難体制の拡充を図ること
が喫緊の課題です。
よって、県におかれては、下記の事項を実現されるよう強く要望しま
す。
記
1 「にんしんSOSながの」等に、LINEによる相談窓口を設ける
など、若者世代を含め相談しやすい体制を整備すること。
2 望まぬ妊娠やDV、困難な問題を抱える女性に対する県の取組みに
ついて、認知度を高めるため、市町村と連携し更なる周知・啓発に努
めること。
3 市町村が相談窓口の充実を図る際には、県として必要な支援を行う
こと。
4 県として、広域単位で女性用シェルターの整備を推進す
ること。




そして客室には地元の注目ベンチャーでもあるヘラルボニーとのコラボデザインの部屋が。


